３．　生理

女として生まれてきたからには、大半の人が悩み苦しむ問題である。僕が“女”という性別を嫌っている最大の理由はこれだ。

最近では、数年前に比べて生理に対する理解度も上がってきている。でも、まだまだ足りないとも思う。それに、PMSや生理痛の悩みは後を絶たない。食欲増加、むくみ、頭痛、腹痛、腰痛、吐き気、倦怠感、眠気。些細なことにもイライラし、誰かに当たってしまう。思ってもないことを言って人を傷つけてしまう。そんな自分にも嫌気がさしてネガティブ思考になる。疲れて涙が出る。どうして女だけがこんな辛い思いをしなければならないのか、到底理解できない。好きで“女”という性別を選んだわけでもないのに。