第2話

文字数 262文字


でも、しんるは子どもなので、一度に運べるジャムの数にはかぎりがありました。

(もっとたくさんジャムを運べたら、キラキラが増えるのになぁ)

しんるはお空の国の神さまにお願いしました。

「神さま。しんる、馬車がほしいよ。いっぱい商売して、いっぱい、もうけたいよ」

神さまは勤勉に働くのはよいことだとお考えになり、荷台のついた小さな馬車と、馬車をひく馬をくださいました。
天馬の子ども。
ペガサスのポニーなので、名前はペポです。


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登場人物紹介

しんる


天使にあこがれて見習いになった、もと小鳥。

自分に正直な、こまったちゃん。

キメトラ


しんるのせいで、いつも迷惑をこうむる魔法使いの猫人間。

ちゃーる(兄)と、ちゃるー(妹)


可愛い森のおさる。

たまに、しんるのまわりをチョロチョロ。

ペポ


天馬の子馬。

しんるのお手伝いをするようにつかわされた。

りっぱな天馬になるよう修行中と思われる。

神様


空の国の神様。

なぜかわからないが、しんるにむちゃくちゃ甘い。

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