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文字数 647文字
冗談みたいな状況だった。
火事は、何故か突然吹き荒れた季節外れの吹雪によって消し止められた。
しかし、都市 中の少なくない建物が燃えてしまい……そして、都市 と外の街道を繋ぐ門全部の真ん前に、剣呑 い異界への門が開いて、そこから本物の魔物 が溢れ出している。
対抗出来る筈のスーパーヒーローギルドや退魔師ギルドは……善良な市民の皆様の手で壊滅状態。
早い話が、魔物の巣窟と化した、この都市 を元に戻す手段も、この都市 から逃げる手段すら無いって事だ。
この都市 の歴史で、何度も他国や外敵から、市民を護ってきたらしい城壁は……今や、牢獄の壁だ。
「うわああああッ‼」
「やめて……」
「たすけて……」
僕は……絶叫をあげて……目の前の獲物を斬り殺す。
聖騎士 の証である聖剣で倒したのは……婆ァと……その孫らしい幼女。
でも、生きる為には仕方ない。
婆ァの肉は固くて食えたもんじゃないけど……ああ……あと何日かは……柔らかい上等の肉が食える。
誰にも渡すもんか……。
この肉は僕のだ。
僕だけの幼女肉だ。
あははは……。
生でも噛み切れるほど柔らかい幼女の肉を、ナイフで切り取り、口に運ぶ。
暖い。
どこぞの魔物 が起こしたらしい猛吹雪の影響は、まだ、残っていて、気温は冗談みたいに低い。
でも……幼女肉の栄養が……僕に、寒さに立ち向かう力を与えてくれる。
生き延びる……生き延びる……どんな事をしても、生き延びてやる……あははは……。
僕の為に命を捧げてくれた……この名も知らぬ幼女の為にも……。
へけけけけ……。
火事は、何故か突然吹き荒れた季節外れの吹雪によって消し止められた。
しかし、
対抗出来る筈のスーパーヒーローギルドや退魔師ギルドは……善良な市民の皆様の手で壊滅状態。
早い話が、魔物の巣窟と化した、この
この
「うわああああッ‼」
「やめて……」
「たすけて……」
僕は……絶叫をあげて……目の前の獲物を斬り殺す。
でも、生きる為には仕方ない。
婆ァの肉は固くて食えたもんじゃないけど……ああ……あと何日かは……柔らかい上等の肉が食える。
誰にも渡すもんか……。
この肉は僕のだ。
僕だけの幼女肉だ。
あははは……。
生でも噛み切れるほど柔らかい幼女の肉を、ナイフで切り取り、口に運ぶ。
暖い。
どこぞの
でも……幼女肉の栄養が……僕に、寒さに立ち向かう力を与えてくれる。
生き延びる……生き延びる……どんな事をしても、生き延びてやる……あははは……。
僕の為に命を捧げてくれた……この名も知らぬ幼女の為にも……。
へけけけけ……。