七ッ家とのミーティング2

文字数 518文字

学内にある喫茶店。


主人公が一人、席に座っている。

月初めのミーティングの日。

お待たせーっ
やって来たのは、副キャプテン・七ッ家なのだが、何故か怪しいサングラス姿。
おま、またその恰好――
探索なら、私に任せてくださいっ

探索……ああ。三年の件か。

あいつらこの大事な時期に姿くらまして

訪ねても、いないし……

探すのを手伝ってくれるのは助かる。

しかし……

なんだそのダサい探偵みたいなのは!

えっいかにも、じゃないですか?

怪しいだろう!

あえていかにもな恰好をしてたら!

何故あえていかにもな恰好をする?!

ズキュン!

ズキュン!

ズキュン!

あへぇ……コーチの言葉の一つ一つが、

胸に刺さって、しみ込んで……、

これはなんだろう……恋??

あのなあ……

あのなあ……

おれはなんか無性に胸がぞわぞわするんだが……

こ…………恋??
いい、いい、もういい!

ってかおれを最初にストーカーしてた時も

その恰好だったよな。

あからさまに目立ってたし、

怪しかったのだが……

あ…………

ああ、懐かしい…………

コーチとの、出会い……運命

胸……温かい……何故……風

……なんか、違うだろ。

色々根本的に、もういい。

謎ポエムももういい。

で、本題に入ってくれ。
行って参ります!!
その恰好では行くなよ。とにかく。
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登場人物紹介

空町まちの(そらまち・まちの)

マナシキ学園・2年・TACTIC部キャプテン・MF

プロフィール編集中

草馬灯(そうま・あかり)

マナシキ学園・2年・TACTIC部副キャプテン・FW

プロフィール編集中

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