ゲームの世界へ

文字数 545文字

ホテルのロビー
【ホテルにやってきた鏡月に近づき】

――すべてやっておきました。

【ささやくように言う】

待ってくれ。お金払うから。
いいわよ。私がおごってあげる。
ほんとか? あとで返せって言わないよな?
キャンペーン中。
なるほど。
どんなゲームなんだ? サバイバルゲームか? ガンシューテングか? ホラーゲームは勘弁してくれよ。
ダンジョン探索ゲーム。
そっちね。新作?
三回ぐらいしかやってないから、新作に入るんじゃない?

【ファンタジーゲームだと思い】

(剣振り回すのは苦手なんだよなぁ)
【個室に到着】

どもども、ゲームの世界に行ってきます。評価は高評価にしとくから安心してくれ。売れることを願ってるよ。

ありがとうございます。楽しんでくださいね。
――後ろについてきたモノも。
…………。
【鏡月の言っている意味がわからず】

ん?

【鏡月、何も言わず立ち去る】

【夜勤疲れで】

あーだめだ。考えられねぇ。

ゲームで遊ぶか。夢の世界にな。白百合さん、俺を見守っといてくれ。
…………。
【仮想現実に行く準備ができ】

ときどき思うよ。もし君が夢の住人だったなら、そこで出会えるのにってな。いつかしゃべる君と話してみたいな……。

【眠る】

…………。

【少しほほ笑む】

*お疲れ様でした。体験版はここまでです。

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登場人物紹介

十種大生(とくさたいき)役

鏡月千引(きょうげつちびき)役

八咫清子(やたのすがこ)役

白百合(黒百合)役

男性モブ全般

相手役のモブ全般

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