第14話:津久井浜でのキス釣りに参加

文字数 1,725文字

 その晩、沖縄料理の店に行き、海ぶどう、ゴーヤの炒め物、ラフテー、魚の刺身と冷えたオリオンビールを飲んで、沖縄最後の夜を楽しいで、22時前に、ホテルに戻って、帰り支度を済ませて、シャワーを浴びて床についた。翌朝8時にホテルの精算を済ませた。

 その後、モノレールで那覇空港へ行き11時の飛行機で13時過ぎに羽田空港に着いた。空港を出てモノレールで東京へ行き、埴輪の住む2DKの賃貸マンションに帰ってきた。そして普通の生活に戻った、3月下旬に津久井浜の不動産屋の社長に電話して4月に釣りに行く時、お供させてと言うと了解してくれた。

 2006年4月12、19日の水曜日、釣りに出かけるというと4月12日、お供させてもらって良いですかと聞くとOKと言われ不動産屋の前、10時に行くことにした。そして12日となり帽子、釣り竿と水筒などを用意して8時に家を出た。

その後、京急に乗って津久井浜駅前の不動産屋に10時前に着くと久しぶりと言い社長ができてきた、その時、私、最近結婚して沖縄旅行へ行って、お土産を買ってきたと言い、青のミンサー織りの小銭入れを入れると、ありがとうと行った。

 俺は、実は、遊び人で、麻雀、競馬も好きなんだと笑いながら語った。不動産の仕事は父から受け継いだのでやっていると述べた。釣り竿と針は、重りは用意したというと大型バンの後ろをあげ荷物を置いて出発して10分程で、海岸に出た。

 その後、駐車場に車を置き、荷物の半分を持って、釣りをする場所まで10分くらいで、到着した。ここは、少し高台になっているので、遠投しやすいと語った。君は、遠投できるかと言われ、あまりやったことがないというので、まず練習しようと言われ、埴輪の竿で、やってみると社長のようにと遠くへ飛ばない。

 そこで、この竿を使えて、長い釣り竿を貸してくれた。これでやってみなと言われ、手首と肩使い竿のしなりで遠くへ飛ばす感じで投げろと言われた。数回、やるうち、しなりで遠投することを心がけてやって見ろと言われ、釣りを開始した。

 そのうちにコツが、わかり、遠くへ飛ばせるようになった。これで、OKと思っていると、社長は、次々にシロギスを、釣り上げていた。15分位して、埴輪の竿に当たりを感じ、針を食わせ、あげてみると釣れていた。そんな感じと社長が言い、その後、面白い様に次々と釣れた。

 その後、13時過ぎ、もう十分だろうと社長が言い、仲間達も了解し、帰り支度して、座間さんの店に集合と言い、次ぐ次と帰って行き、社長の車に乗って10分位で、古そうな料理屋についた。じゃーいつもの様に、キスの天ぷらを揚げるのを手伝ってと言った。

 すると4人が、包丁で、上手にキスのさばいて、大皿に、次々に開いた魚を作っていき、2つの大鍋の油が、熱くなり、衣のついたキスを、鍋に投入して、慣れて手つきで、揚げ始めた。それを揚げ物の置き場に投入し、30分足らずで、たくさんの天ぷらが完成した。

 添え物として青物を切って天ぷらの横に置いて塩皿をいくつか置いて揚げ終わったと告げた。すると、不動産屋の社長が、今年もキスが、豊漁でありますようにと言い、ビール、コーラで、乾杯した。そばと、そばつゆがあるから、自由に食べてと店の人がいい、各自、容器を持って食べ始めた。

 30分位して、社長が、埴輪と今日は、はるばる、東京上野から、来てもらった埴輪君だと紹介すると、酒の入った、男達から、どおりで可愛い顔してるんだと、声が飛ぶと、大笑いされた。それに対して、釣りは好きですが、初心者なので、いろいろ教えて下さいと言うと、拍手が湧いた。

 1時間くらい、歓談したら、片付けようと言い、みんなで、皿をシンクに持って行き、交代で皿を洗い、テーブルを拭いたりして、片付け終わると15時過ぎで、これで今日の釣りは終了と、社長が言い、麻雀すると人は、雀荘へ集合と言った。

 すると、君は、麻雀できるかと聞かれ、役は、知っていますが、弱いですというと、その方が、都合が良いと言い笑った。もう、賭け麻雀は、してない。12人以上集まれば、大会と称して、1位3千円、2位、2千円、3位千円の賞金を出し、雀荘の精算は、均等に頭割りで精算した。
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