みのまわりで不運や奇怪なことばかり起こる不幸体質のハルは、『辻切センター駅で首狩り魔人が出る』という都市伝説を聞く。『魔人』という頓狂な言葉からハルは噂を信じなかった。しかし、幼なじみであり完璧なラックを持つはずのアンリは首狩り魔神を探すと言い残して姿を消す。ハルは都市伝説の存在を仮定し、首狩り魔人に会わないよう願いながら、アンリを探しに夜の駅に足を踏み出す。
ーSAN値を削る冒険が始まる。　【9話目で完結】【グロ注意】【お笑い要素注意】

都市伝説を考察しながら都市伝説に突っ込み、斜め上の方法で脱出するお話です。
4.5話は過剰にグロく、以降はお笑い展開です。

テーマは【狂気と笑気のせめぎあい】です。多少の行き過ぎ部分はご笑納ください。

本編に絡めて、3,6,9話目に【僕と黒猫の備忘録】というタイトルのチャットノベルを更新します。お読み頂けると嬉しいです。
①　地下鉄は思ったより立体構造
②　口裂け女は現代日本で生きていけるか
③　小説で商品名を表示してもいい？、と次回予告

novel days に投稿している『私と、電車のすき間の都市伝説』と『雨谷かざりは同じ日をくり返す』と同じシリーズですが、雰囲気はだいぶん違うと思います。
『小説家になろう』で以前公開したものを、章を分割＋前２作にあわせて設定を修正したものです。過剰なお笑いセリフを少し削りました。『エブリスタ』に同時公開しています。