ほしみや ー幻想怪奇異種異郷譚ー

作者 風城 徹

[ファンタジー]

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 ノベルアッププラスにも掲載。
 メフィスト賞応募作品。

 星宮一輝は、星宮神社で祖母の早夜と薙刀の修練をしていた。早夜は帰りに一輝に奥宮にあるオニの死体を見せる。
 帰りに磯女の馬酔木が不意打ちを仕掛けてきた。一輝は追い詰められるが早夜が返り討ちにする。
 馬酔木は母の死の真相を求めて来たと言う。
 二人はオニの死体を見せたが、同族ではなかった。
 一輝はオニの死体の正体をつかむ為、馬酔木と共に磯女の住む常世へ向かった。
 宿に入ると大皇で馬酔木の祖母、花苗が一輝の持っていた刀の文様を奪った。更に監視に金蓮を付けた。
 金蓮は暇つぶしに一輝に囲碁による賭けを持ちかけ、持ち込んだレトルトを奪っていく。
 翌日、馬酔木と共に墓宮に調査に向かい、墓の記憶を再生する。
 幕末に入りかけの頃、絡繰技師の矢作は星宮神社にある道場に修行をしていた。修行中に花苗と出会う。
 二人は気が合い、花苗は矢作を常世へ連れて行く。
 花苗は記憶を再生している最中に現れると金蓮と馬酔木を足止めをする。
 探し物の証拠が見つかれば文様を返し、出来なければ2日後に勝負をし、負ければ辱めると言う。
 一輝達は調査をするも証拠は見つからなかった。
 2日後、一輝は豊楽院で勝負に臨んだ。花苗を追い詰めるが突然倒れる。
 勝負の後、花苗は一輝達を食事に呼び、健闘を称えて刀の文様を再生する。
 戦争が起きた頃、御山は天樹を妻の妙子から奪って馬酔木を産んだが天樹が気の毒になったので帰した。数年後、天樹を迎えに外に出た時に天城と共に殺された。
 花苗はオニの死体に関する情報がなかったのを詫びるが、一輝はオニの死体は天樹であると悟って元の世界へ戻った。
 翌日、早夜は観光の名分で来た花苗達にオニの死体を見せて事情を話す。
 天樹は自分が生まれてから数年後に帰ってきたが、廃人になっていたので氏子が殺した。罪を隠す為、オニの死体に加工したという。
 花苗は許しを請うが、早夜はまもなく死ぬ自分より未来に託すと答える。

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小説情報

ほしみや ー幻想怪奇異種異郷譚ー

風城 徹  kazaki001

執筆状況
完結
エピソード
8話
種類
一般小説
ジャンル
ファンタジー
タグ
異世界, 和風, つまらない, 作者はガイジ, 読む価値なし, 残酷描写あり
総文字数
132,615文字
公開日
2024年02月03日 10:26
最終更新日
2024年02月03日 10:31
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