道草の話
横浜の商社に勤める私は自宅近くの写真館に足を踏み入れたことから、主である亀さんの薫陶を受ける。フイルムを用いる銀塩写真にこだわり、鉄道遺構や廃墟などのロケにも出かける。一方、同じ商店街のドラッグストア西山の薬剤師さと子とも知り合い、写真家を目指していた亀さんの息子、修司と古いトンネル内で遭遇した「く、ら、い、」という言葉について聞かされる。その後、修司は家出同然で渡米してしまい、母親はアルコール中毒にかかってしまう。こうした因縁から不和となっている亀さんとさと子を取り持とうとして、リッキー警部のいるキャバレーにも出かけるが結果としてかえって対立を深めてしまう。そんな折、修司が予告もなく帰国、一同が会することになる。<第23回太宰治賞二次選考通過作品>
目次
完結 全13話
2024年05月24日 17:58 更新
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小説情報
道草の話
- 執筆状況
- 完結
- エピソード
- 13話
- 種類
- 一般小説
- ジャンル
- 現代ドラマ・社会派
- タグ
- カメラ, 横浜, トンネル, 写真家, 恋愛, 思い出, 親子, 廃線, 道草, 薬剤師
- 総文字数
- 58,698文字
- 公開日
- 2024年05月20日 17:31
- 最終更新日
- 2024年05月24日 17:58
- ファンレター数
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