セリフ詳細

そうだ、無理だ。

だが心は、愛したい愛したいと、今もその対象を探しているのだよ。


その心が愛する対象を、人間自身が愛することが、大変な思いをずっとしてきた心に掛けてやれる、せめてもの暖かい毛布だろうよ。

何だかんだ、心と人は、永く永く、最も身近に、つきあってきた間柄だ。


その心が、「この人!」と決めた相手を、きみはその心にしたがって、愛してやることだよ。


そして翻弄されるのだ。

うまく行ったり、行かなかったりして、そして失望し、満足したりする心に。


つまり、恋愛はチャンスなんだよ、

心どうしを、だいじに、癒し合い、抱きしめ合えられる。

お互い傷ついたら、もっとだいじにしてやろう、とすることができる。

作品タイトル:ペシミスティック・サロン

エピソード名:第4話 恋愛について #3

作者名:かめ  soyogo0305

34|社会・思想|完結|7話|11,469文字

考え方, ものの見方, 恋愛, 創作

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「対話」のみの文を書こうとしていたのですが、だったらチャットノベルにチャレンジしてみるか、となりました。
内容は、考え方・ものの見方、思想的なものになると思います。