挿頭花 ─ 平完子 ─
基通三部作の第二弾です。
今回は近衛基通の正室だった清盛の六女・完子のお話です。
彼女は一男一女をもうけましたが、男子は早世し、女子の動向は分かりません。
夫の基通は平家の都落ちに同行せず、壇ノ浦での平家滅亡後すぐの賀茂祭の前日に、摂政として賀茂詣を行っています。このことは、当時の日記『玉葉』の中で、叔父の九条兼実から厳しく糾弾されました。
平家を裏切るような夫の行動に、完子はどう感じたのか。
前作『燠火の舟』を受けてのお話になっていますが、どちらから読んでも、また片方だけを読んでも問題はありません。
© 2021-2024 小枝芙苑
目次
完結 全3話
2024年09月30日 19:00 更新
登場人物
登場人物が未設定です
ファンレター
ファンレターはありません
小説情報
挿頭花 ─ 平完子 ─
- 執筆状況
- 完結
- エピソード
- 3話
- 種類
- 一般小説
- ジャンル
- 歴史
- タグ
- 近衛基通, 平完子, 院政期, 源平合戦, 叶わぬ恋, 三角関係, 恋愛, 切ない, 短編
- 総文字数
- 7,787文字
- 公開日
- 2024年09月30日
- 最終更新日
- 2024年09月30日
- ファンレター数
- 0