挿頭花 ─ 平完子 ─

[歴史]

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基通三部作の第二弾です。

今回は近衛基通の正室だった清盛の六女・完子のお話です。
彼女は一男一女をもうけましたが、男子は早世し、女子の動向は分かりません。
夫の基通は平家の都落ちに同行せず、壇ノ浦での平家滅亡後すぐの賀茂祭の前日に、摂政として賀茂詣を行っています。このことは、当時の日記『玉葉』の中で、叔父の九条兼実から厳しく糾弾されました。
平家を裏切るような夫の行動に、完子はどう感じたのか。

前作『燠火の舟』を受けてのお話になっていますが、どちらから読んでも、また片方だけを読んでも問題はありません。

© 2021-2024 小枝芙苑

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小説情報

挿頭花 ─ 平完子 ─

小枝 芙苑  Earth_Chant

執筆状況
完結
エピソード
3話
種類
一般小説
ジャンル
歴史
タグ
近衛基通, 平完子, 院政期, 源平合戦, 叶わぬ恋, 三角関係, 恋愛, 切ない, 短編
総文字数
7,787文字
公開日
2024年09月30日
最終更新日
2024年09月30日
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