狩野岑信 元禄二刀流絵巻

[歴史]

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 狩野岑信は、江戸中期の幕府御用絵師である。竹川町狩野家の次男に生まれながら、特に分家を許され、さらに、父や兄を差し置いて、御用絵師総上席、狩野派最初の奥絵師となった。

 特筆すべき代表作もないことから、従来、時の将軍に気に入られて出世しただけの男と見られてきた。しかし、彼は、主君が将軍になったその年に死んでいるのである。これはどういうことなのか。

 彼の特異な点は、「松本友盛」という主君から賜った別名(むしろ本名)があったことだ。この名前で、土圭之間詰め番士という武官職をも務めていた。

 舞台は、赤穂事件のあった元禄時代、生類憐れみの令に支配された江戸の町。主人公は、様々な歴史上の事件や人物とも関りながら成長して行く。

 これは、絵師と武士、二つの名前と二つの役職を持ち、張り巡らされた陰謀から主君を守り、遂に六代将軍に押し上げた謎の男・狩野岑信の一生を読み解く物語である。

書影画像:狩野岑信筆「菊慈童図」(自己所蔵)

目次

連載中 全35話

2024年04月17日 12:00 更新

  1. 物語前半の主要登場人物2023年12月09日
  2. 序章 将軍宣下の朝2023年12月15日
  3. 第1章 江戸から来た人2023年12月16日
  4. 第2章 吉之助の富士(前段)2023年12月19日
  5. 第3章 吉之助の富士(後段)2023年12月20日
  6. 第4章 新見正友の出奔2023年12月23日
  7. 第5章 腕試し2023年12月26日
  8. 第6章 今日から俺は2023年12月29日
  9. 第7章 出府命令2023年12月30日
  10. 第8章 十六年ぶりの江戸2024年01月05日
  11. 第9章 御前試合2024年01月09日
  12. 第10章 甲府中納言2024年01月19日
  13. 第11章 謀反人の子2024年01月16日
  14. 第12章 槍と三尊石2024年01月21日
  15. 第13章 初任務2024年01月23日
  16. 第14章 近親憎悪2024年01月27日
  17. 第15章 護衛道中2024年01月30日
  18. 第16章 一蝶の覚悟2024年02月02日
  19. 第17章 新しい役職2024年02月07日
  20. 第18章 島原遊郭の一番星2024年02月17日
  21. 第19章 伏見稲荷の護符2024年02月16日
  22. 第20章 鶴御成の罠2024年02月21日
  23. 第21章 鳳眼の賢女2024年02月25日
  24. 第22章 応山公の名物裂2024年03月20日
  25. 第23章 大根の葉2024年03月07日
  26. 第24章 奸計2024年03月10日
  27. 第25章 津山藩改易騒動2024年03月16日
  28. 第26章 鶴来る2024年03月19日
  29. 第27章 駒込の妖怪2024年03月24日
  30. 第28章 御前様の注文2024年03月28日
  31. 第29章 隨川岑信の誕生2024年03月31日
  32. 第30章 勅額火事2024年04月04日
  33. 第31章 上野出陣始末2024年04月09日
  34. 第32章 飛び火2024年04月14日
  35. 第33章 犬神退治2024年04月17日

登場人物

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小説情報

狩野岑信 元禄二刀流絵巻

仁獅寺永雪  kanohafan2b

執筆状況
連載中
エピソード
35話
種類
一般小説
ジャンル
歴史
タグ
歴史, 江戸時代, 元禄時代, 江戸美術, 狩野派, 職業もの, 男主人公, 絵師, 武士, 狩野岑信
総文字数
101,840文字
公開日
2023年12月01日 08:26
最終更新日
2024年04月17日 12:00
ファンレター数
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