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活動報告

短期集中連載『呂赫若の事件簿~「青い服の少女」の謎~』

短期集中連載として、『呂赫若の事件簿~「青い服の少女」の謎~』を公開します。

呂赫若(1914~1950)は、日本殖民地時代に実在した台湾人日本語作家です。
日本語で小説を書いただけでなく、声楽家としても活躍し、後に「台湾第一才子」と称されることになります。

そんな呂赫若を素人探偵にして、一篇の推理譚を書いてみました。
本日(12月2日)第一話を公開し、明日、明後日に二話ずつ公開する予定です。三日連続全五話での完結となります。

わたしにとって、日本殖民地時代の台湾を舞台にするのも、男性主人公のバディ物を描くのも、初めての挑戦になります。

――初めてづくしのこの作品、何卒ご贔屓賜りますようお願い申し上げます。

2022年 12月02日 (金) 19:23|コメント(2)

第一話、読みました。日本殖民地時代の台湾を舞台にした作品を書ける作家は少ないと思うので、独壇場とは言わないまでも、ほかの作家にはないポテンシャルを発揮した(固有の存在としての)南ノさんが読める作品ではないでしょうか。男性同士のバディ物を描くと、その作家のジェンダーやセクシャリティによって(男性作家が書くか女性作家が書くかで)、だいぶ違う物が出来上がりますが、僕は女性が描く男性のバディ物も好物なのでその点でも期待しております!!
るるせさん、お読みいただきありがとうございます!
「台湾日記」で台湾については書いていても、過去の時代の台湾を舞台に小説を書いてみる…というのは初めてで、しかも慣れない男性バディ物に果敢にも挑戦してしまいました。
この作品自体は、実はほぼ書き上がっていて、後は微調整だけするつもりなのですが、正直、今回は男性キャラクターの描き分けがうまくできていなかった、と自分で感じています。
呂赫若が実在の人物という制約もあるのですが、やっぱり難しかったです……^^;

その意味で、複数の女の子たちを描き分けることのできるるるせさんのすごさを再認識しました。

拙い作品ですが、もし続けてお読みいただけたら、こんなに嬉しいことはありません。
よろしくお願いいたします(*^^*)