本編・第一話、1頁
文字数 773文字
私の名は沢田安雄。科捜研に勤めている。
私が出会った、怪奇な出来事をお話したいと思う。
アンバランスディメンションに陥らない様に。皆さんも、お気を付けてお読み下さい。
第一話
〜アデリーペギラが来た!〜
それはある日突然の出来事だった。
私が科捜研に出勤していた時だ。空が俄に曇りだした。しかも暑い真夏の8月だというのに、寒くなってきたのだ。
私はボロ車のエアコンを見た。
まさか突然、復活したのか?ガスが抜けて、
早3年。私は車に興味がないのだ。窓を開けていれば充分涼しいと、大汗をかいていたが。
Tシャツに短パンで運転すれば、海水浴より涼しいものだ。
海の家で、焼きそばを食っている様なものだ。
それはそうと私は開けていた窓を閉めた。
それ程寒いのだ。辺りは夜になったかの如く、真っ暗に成ってきた。
何と!何かがチラチラ。
えっ?!真夏に雪?北海道じゃあるまいし。
ワイパーを動かそうとして、この間壊れたのを思い出した。
前が見えない私は道の横に車を寄せて停めた。
それが私の命運を分けた。
前を走る車達が、凄いブリザードで吹き飛ばされ大破、炎上しているではないか?!
しかも直ぐに凍り付き、火は消える。
まさかこれは!○ギラが来たのか?
だがあいつは・・・。と思って見ると。
そこにはアデリーペンギンを50倍位に巨大化させた。アデリーペギラが立っていた。
昔の○ギラはどちらかと言うと○ドラだった。
牙があったし、このアデリーはクチバシだ。
しかも脚は水掻きがあるし、モフモフだし、
羽をバタつかせている。何となく可愛かった。
身体は芯から冷えていたが。
さて私の運命は、この可愛い怪獣によって、終わるのか?
それとも今日は有給で処理されるのか?
SRIも凍りついていればいいのに、と思ってしまった。上司のヤス子が嫌な奴なのだ。私はこの期に及んでそんな事を考えていた・・・。
私が出会った、怪奇な出来事をお話したいと思う。
アンバランスディメンションに陥らない様に。皆さんも、お気を付けてお読み下さい。
第一話
〜アデリーペギラが来た!〜
それはある日突然の出来事だった。
私が科捜研に出勤していた時だ。空が俄に曇りだした。しかも暑い真夏の8月だというのに、寒くなってきたのだ。
私はボロ車のエアコンを見た。
まさか突然、復活したのか?ガスが抜けて、
早3年。私は車に興味がないのだ。窓を開けていれば充分涼しいと、大汗をかいていたが。
Tシャツに短パンで運転すれば、海水浴より涼しいものだ。
海の家で、焼きそばを食っている様なものだ。
それはそうと私は開けていた窓を閉めた。
それ程寒いのだ。辺りは夜になったかの如く、真っ暗に成ってきた。
何と!何かがチラチラ。
えっ?!真夏に雪?北海道じゃあるまいし。
ワイパーを動かそうとして、この間壊れたのを思い出した。
前が見えない私は道の横に車を寄せて停めた。
それが私の命運を分けた。
前を走る車達が、凄いブリザードで吹き飛ばされ大破、炎上しているではないか?!
しかも直ぐに凍り付き、火は消える。
まさかこれは!○ギラが来たのか?
だがあいつは・・・。と思って見ると。
そこにはアデリーペンギンを50倍位に巨大化させた。アデリーペギラが立っていた。
昔の○ギラはどちらかと言うと○ドラだった。
牙があったし、このアデリーはクチバシだ。
しかも脚は水掻きがあるし、モフモフだし、
羽をバタつかせている。何となく可愛かった。
身体は芯から冷えていたが。
さて私の運命は、この可愛い怪獣によって、終わるのか?
それとも今日は有給で処理されるのか?
SRIも凍りついていればいいのに、と思ってしまった。上司のヤス子が嫌な奴なのだ。私はこの期に及んでそんな事を考えていた・・・。