2024/05/08 将来、本当に攻殻機動隊の世界みたいになりそうです

文字数 920文字

5月6日放送分の『世界まる見え!テレビ特捜部』は、「すごいロボット&マシン大集合SP」でした。
現在世界中で開発されているすごいロボットが多数紹介されていて面白かったです。これはそのうちに軍事利用されるんだろうなってロボットもいました。平和利用だけに留めておいてもらいたいものですが、資金の出所などによってはそうもいかなそうです。

この特集の中でも特に興味深かったのは、サイボーグ技術の走りのような映像でした。交通事故で手足が麻痺してしまって動かせない男性の頭にボルトを取り付けて脳につなぎ、脳から発せられる腕を動かすというイメージの信号を解析して腕の神経に伝達、そうすることで腕を動かせるようになるという技術。

この技術は腕の神経は残っているけれど、途中の神経が損傷しているから、脳からの信号が腕まで伝わらない。だから損傷個所を飛び越えて信号を伝達させようというもの。医療技術がもっと発達して、断絶している損傷個所の神経を繋げられるようになればその方がいいような気もするけれど、その辺りの技術は今はまだ難しいんでしょうね。繊細な部分だろうし。

でもまあ、機械装置を取り付けることによって手が動かせるようになるのなら、その人にとってはとてもありがたいことだと思います。今後もっと改良されて装置が小型化して安価になれば、利用者は増えることでしょう。それに加えて二足歩行ロボットの技術を応用すれば、自分の足で歩くことも可能になるのかもしれないですね。

それともうひとつ。目の見えない人の眼球にチップを埋め込んで、掛けた眼鏡に仕込まれたカメラの映像をチップに送ることで見えるようになるという技術もすごかったです。これは目の不自由な方たちにとっては朗報ですね。この技術も今後もっと発展進化していけばいいですね。

こうした機械によって人間の失われた機能を補助するという技術が、すでに実用テスト段階に入っているというのを知って驚きました。科学はここまで進歩しているんですね。この調子なら、今後十年も経たないうちに世間一般に普及しそうです。
なんとなく夢物語だろうなと思っていた「攻殻機動隊」の世界は、そんなに遠くない将来に実現するのかもしれません。


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