セリフ詳細

(俺は静まりかえった屋上で考える。川田が復活するのならば、俺は勘違いで劉師傅を傷つけた。でも……、俺の心のどこかで劉師傅を倒すことを望んでいたのかもしれない。桜井を守るために……。

 そんな邪な感情をお天狗さんは引き受けてくれたけど、いずれ俺のもとを去っていきそうだ。でも俺だけ守られても仕方ない。あとの四人も人に戻るまで守らないと。それは思玲が言ったように、護符でなく俺の力で……。


 なにを偉そうに。五人が力を合わせるだけだ。そのためには、まずは川田が復活しないと。横根も風邪をひくまえに目を覚まさないと――)

作品タイトル:チャットで5-tune 四神獣達のダイジェスト

エピソード名:三十二 こんがらせいたか

作者名:黒機鶴太  KSuruta

68|ファンタジー|連載中|241話|649,432文字

中華, 現代日本, 青春, 犬, 猫, 鳥, 四神, シリアス, ダークなファンタジー, いつかハッピーエンド

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第二部も完結しました。ありがとうございました。
第三部はしばしお待ちください。


ふわっとシリアスな街角ファンタジー。

思いを寄せる女の子に龍の資質があった。
今の世に青龍を蘇らそうとする魔道士が台湾にいた。
おかげで仲間は四神獣もどきと化し、俺は自分の姿も見えない座敷わらしになってしまった。
舞台は東京。異形といえども猫、狼、カラス程度の五人は、単なるカラスが相手でもキツイ展開。そのうえ敵は、怨霊や異形の大カラス、鬼や異形を成敗する魔道士まで……。
しかも、みんなは二日を過ぎると人だった意識も存在も消えてしまう。俺は永遠に闇をさ迷う羽目になる……。でも俺は火伏せの護符を手にしていた。
タイムリミットは刻々と近づくけど、性格も強い美人魔道士の助けを借りて、戦い続けあがき続ける。

フィナーレは本当の姿の五人で奏でる『5-tune』。

そこまでカウントアップしてやる!


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