セリフ詳細
茨木のり子のばあい/お
「日本語がお上手ですね」
その流暢さに思わず感嘆の声をあげると、
「学生時代はずっと日本語教育されましたもの」
ハッとしたが遅く、自分の迂闊さに恥じ入った。
対話していた相手に感じたままを口にした
そういう状況設定なのか? それでしまったと?
己の誤りに良心を痛めている茨木‥という設定?
これが舞台のY.Yなら謝りながら羞恥を表現する、
その程度の芝居ができずして役者は
それでこの茨木の
それにしても茨木には謝るべき落ち度があるか?
被害者にはその場で即座に罪を謝っただろうが、
『ああ、恥かしかった』で済ませられる程度か?
「日本語教育されました」と言わせたら罪なの?
韓国人と口を
ともあれ自身の非を世界に向けて発信した茨木。
悪かったと云うなら何を
テリトリーでの答案としては満点かもしれない!
自由の荒野での会話なら落第点にするしかない!
自由の荒野での茨木のり子は主役なんだからね、
「いいね」はテリトリーでの評価なんだからね。
自由の荒野は憧れの舞台でなく、実生活の場だ。
ともあれ今まで16年間、
これは茨木のり子の
自由の荒野など考えもしなかっただろう、茨木。
日本語がお上手なテリトリーの花形役者、茨木。
自由の荒野は人間の新しい価値を掘りだす宝野。
特定の人だけでなく、人間の誰にも
作品タイトル:ちょっと待って| 架空
エピソード名:4)荒野を照らす
★2|社会・思想|完結|38話|77,523文字
正論・正義, 罪~罰, シリアス, 哲学~証言, 仏法~カリスマ, 社会常識, ノンフィクション, 現代群像劇, ファンタジー, 目覚め
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多くの方に援(たす)けられて今の阿龍門 稜がある。それが身近なお人だと日常的にお礼を言えるが不特定多数だとお礼を言わないままになっているケースが殆んど。それでどうしたら良いか...そんなことを思いながら是の場に至った次第です。
教えてくださるお人の心は分らなくても、好いことを教わったと思うことはじつに多い私。逆に「それは違うのじゃない?」と思うこともしばしばですが、よくよく考えると指摘は当っていると思うことも多く、慌てて結論を出さなくて良かったと思ったり。
やっぱりもっと勉強しなければ! この場は私小説・未来形の舞台!不幸な決着では詰りませんし、「未来のことは分らない」と無頓着に済ませてもいられません。それで私は主人公が満足できる未来へ帰着する物語を企画しております。不可能でしょうか?
他人の未来は...あなたにも分らないでしょう! 分るのは自分自身の未来のみ! ご存知でしょうけど、不幸の未来に今すぐ帰着できるなら、それと同じ理屈で幸福の未来へも直ちに帰着できていい筈ですね。ハラハラする場面も愉しみたいなあ!
この小説のネタには私自身の勘ちがいの経験とか、痛い目をみた記憶とか、アレヤコレヤを使えそうです。なによりコレまでお世話になった方々へのお礼の場に使えるから好いかな...そんな計算を当然ながら私なりにしております。
(ご注意)
なお間違いが起きないよう、私が設定する登場人物は架空の存在で覆面になっており。これは「二次小説」でもないのかな。
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ここへ参加してみよう・遊んでみよう・困らせてやろう・・・動機は何でも「一丁噛んでやろう」とお思いになられたらお気軽にお申しつけください。滅多なことでは拒絶しません。(文責・阿龍門 稜)