セリフ詳細

結論から言うと、いま公開している第四稿は、
400字詰め換算で約100枚分増えてます。
増えたのはほとんどが第三幕です。
でも、エピソードの数は、ほとんど変わっていません。
第二稿:23個 → 第三稿:21個 → 第四稿:22個
です。

最後の最後へ来て、
「なーにが『もう足すものも引くものもない』だ。ラストのふくらみがぜんぜん足りないじゃないか!」
と気づき、三幕の分量を3倍くらいにふくらませてしまったのですが、
枠組みは、もとのままでした。
つまり、第二稿の段階で作ったプロットは、最後までしっかり有効でした。

ずっと全体の形が見えていたので、安心して書ききれたのだと思います。

作品タイトル:プロットを作るか作らないか問題について

エピソード名:その6のつづき 実例:小説『ジークフリート・ノート』を改訂してみました

作者名:未村 明(ミムラアキラ)  mimura_akira

57|創作論・評論|完結|15話|13,520文字

創作論, 小説の書き方, 創作のヒント, ハウツー, プロット

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ハウツー難易度:★☆☆
創作のプロットを作るか作らないか、について、考えたことを書いてみます。
気軽なエッセイです。ご参考になれば幸いです。
(2020年夏に書いたものを何度か書き直し、最終的にチャットノベル形式に改めました。)

アイコンは「ひかわさん」というイラストレーターの作品を使用しています。(イラストACよりダウンロード)