セリフ詳細

「ていうのはさ、ボク、前に一度プレイしたわけじゃん? お金リソースも潤沢で、毎日ご馳走食って、セックスしまくって、知恵を讃えられて、巨大建造物もガンガン作ったわけよ。今までの話だとさ、相当スコア稼いでてもおかしくないのに、ランキングは余裕で圏外じゃん? 実際、あんまり幸福?っていうの感じてなかったし」

作品タイトル:神さまとクソゲーと説明書

エピソード名:八、裏パラメーター「タイプ」を見抜こう

作者名:架神恭介  cagami

208|社会・思想|連載中|9話|27,979文字

クソゲー, 人生, 幸福論, 新書

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大規模MMORPG「人生」を運営中の神Aの元に、上司の神Bが苦情の束を持って怒鳴り込んできた!
「人生」があまりにクソゲーすぎて、プレイヤーから神への苦情や嘆きが殺到しているというのだ。
ゲームの目的もシステムもあまりにも不透明だと責められた神Aは、しぶしぶながらゲームの説明書を作ることにする。

「……ったく、このゲームは目標設定自由、攻略方法自由の圧倒的自由度がウリだってのに」

おお! ゆとり教育の弊害はここまで来たか!!
圧倒的ゲーム脳の著者がお送りする、人生とゲームの積極的混同会話劇!!


画像提供:Blok Glo,Sam Sword