セリフ詳細

だからこそ、国家的暴力から身を護るためにも、人を裁く権限は国(君主)へ丸投げしちゃいけない、むしろ、自分たちの側で裁くべきだ、お上に委ねちゃいけない、とする姿勢が育っている。

つまり、裁判へ参加することは国家的横暴にストッパーをかけられるという意味でね、手放すことのできない必須の市民権なんだよ

作品タイトル:「市民社会」と「公共性」あるいは「国家」とは何か?

エピソード名:5 「市民」とは誰のことか?

作者名:千夜一夜読書人  nomadologie

51|社会・思想|連載中|25話|58,896文字

市民社会, 公共性, 社会哲学, 哲学, 思想, 社会学, 政治, 民主主義, 国家

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「市民社会」と「公共性」、及び「国家」について学説を整理しながら考えていきます。