セリフ詳細

ただ、信頼する仲間とやっていても、もちろん衝突はあります。
そういうときに、誰が最終責任を取るか、決めておく必要があります。

ブロードウェイでは、
【脚本家<演出家<プロデューサー】
の順に決定権と責任が大きくなると聞いていますが、
日本で、しかもヒツジみたいな自主公演で、しかも脚本家イコール演出家の場合、
最終責任はヒツジにあります。

だから、俳優さんや、スタッフさん(舞台監督さんとか照明さんとか)が、
ヒツジのプランに反対する意見を言ってきた場合、
なんでもかんでもふんふんと聞き入れて書き直しちゃだめなんです。
脚本が、ぶれちゃだめなんです。
いい人ぶって聞き入れちゃうと、けっきょく収拾がつかなくなります。

作品タイトル:プロットを作るか作らないか問題について

エピソード名:ちょっと休憩。脚本のプロットと、小説のプロットの違い

作者名:未村 明(ミムラアキラ)  mimura_akira

57|創作論・評論|完結|15話|13,520文字

創作論, 小説の書き方, 創作のヒント, ハウツー, プロット

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ハウツー難易度:★☆☆
創作のプロットを作るか作らないか、について、考えたことを書いてみます。
気軽なエッセイです。ご参考になれば幸いです。
(2020年夏に書いたものを何度か書き直し、最終的にチャットノベル形式に改めました。)

アイコンは「ひかわさん」というイラストレーターの作品を使用しています。(イラストACよりダウンロード)