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>その中であえてウチが参入する意義とか、その辺りを専門家目線で教えていただけますか?


上記のお話と密接に関連するのですが、日本市場を前提とした目線でコンテンツ作りに励んでいると、急激な縮小均衡のなかで、恐ろしい叩き合いに巻き込まれてしまいます。現状ですらその傾向が産業全体にありますので、今後はそれがますます目に見えてきます。


ですから出版社・新聞社としては、日本でのガラパゴスを脱する心意気で取り組むのが今のところ一つの正解ルートであろうと考えています(もちろん逆張りで、思い切りガラパゴスに振れることで、逆に日本的な何かを際立たせて売りにする方向もあるのですが、そちらのほうが大変な技能と運を要すると思います)。


そのようななかにあって、前にも少し触れましたが、我々日本人の、それこそ紫式部や葛飾北斎からも脈々と根付いている「キャラクター造形能力」を活かしつつ、「世界で受け入れられるキリスト教・聖書というベース」を採り入れることで、海外においても勝負できる強いコンテンツが生み出せるのではないかと感じています。


キリスト新聞社さんは最も正統な形で、日本人の文化に根付いた能力と、聖書・キリスト教という文明を結びつけることができる立場にあると思われます。キリスト新聞社さんのライトノベル進出は、非常に大きな意義があると感じています。

作品タイトル:第1回キリ新座談会「聖書ラノベ新人賞は人類史の新たな幕開け?」

エピソード名:オンライン座談会 会場 Part2

作者名:松谷信司  macchan1109

69|創作論・評論|完結|4話|35,429文字

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「聖書 × トークメーカー ライトノベル新人賞」へのご参加ありがとうございます! 世界初のキリスト教ライトノベルの誕生に、一人でも多くの創作者が参加してもらえるよう最善を尽くしていきます。

世界のキリスト教人口約22億人、今や全人類の3分の1を占める最大の宗教であるキリスト教は、有史以来、歴史の趨勢に極めて大きな影響を及ぼしてきました。私たちは、この豊饒な文化を信者だけに独占させるのはもったいない!と考えています。

ご存じのとおり、聖書普及の影には、15世紀、グーテンベルクによる活版印刷術の発明がありました。では、この21世紀に、さらなる聖書の普及を目指すには何が必要でしょうか? そう、ラノベです。活版印刷術が宗教改革をもたらしたように、この「聖書ラノベ新人賞」が人類の新たなる歴史の1ページとなるでしょう。

今回、「聖書ラノベ新人賞」を立ち上げたキリスト新聞社が選評委員の2人をお招きし、同賞の意義と目指すところを皆さんと共に語り合う場を用意しました。

■開催期間
9月13日(水)22時~9月17日(日)22時
(※ユーザーさんは13日23時以降より質問可)

■パネリスト
松谷信司(編集者・キリスト新聞社)
架神恭介(小説家・マンガ原作者)
至道流星 (小説家・経営者)


■主なテーマ
★ゆるすぎるキリスト新聞社?
★キリスト教界の現状はこんな感じ!
★聖書と中二って相性良すぎじゃね?
★聖書は絶対ラノベ説~なぜ今、ラノベレーベルなのか?
★斜陽のラノベ界を、聖書ラノベが復活させる?
★ライトノベルだからこそ世界で勝負できる?
★ここだけの秘密! 聖書ラノベ新人賞の攻略法!
★結論、俺たちは新たな翻訳聖書を創造する(真顔)