セリフ詳細
それでここは荒野を
命ある皆があこがれの
宝を掘りだす愉しみ・悦び・幸せは自分のもの...
そう言ってあげたいけど
二元論でいえば、有限の宝あり、無限の宝あり、
あなたならどちらの宝に魅力を覚えるだろうか‥
無限の宝のほうは永遠に幾らでも掘りだせるし、
有限のほうは早い者勝ちの奪いあいになりそう。
奪いあいになれば宝は誰かの懐にはいる約束で、
終いに
金子みすゞの「
これは漁師たちが鯨の魂を慰める
浜のお寺で鳴る鐘が、ゆれて
海のおもてを、鐘の音は、海のどこまで、ひびくやら。
聞えてくる鐘の音に何を想う?
鐘の音は耳に聞えなくなって、
世界の果てへ離れてしまって、
何万年を隔てても聞えている、
みすゞに永遠が具わっている。
作品タイトル:ちょっと待って| 架空
エピソード名:2)宝野/とみの
★2|社会・思想|完結|38話|77,523文字
正論・正義, 罪~罰, シリアス, 哲学~証言, 仏法~カリスマ, 社会常識, ノンフィクション, 現代群像劇, ファンタジー, 目覚め
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多くの方に援(たす)けられて今の阿龍門 稜がある。それが身近なお人だと日常的にお礼を言えるが不特定多数だとお礼を言わないままになっているケースが殆んど。それでどうしたら良いか...そんなことを思いながら是の場に至った次第です。
教えてくださるお人の心は分らなくても、好いことを教わったと思うことはじつに多い私。逆に「それは違うのじゃない?」と思うこともしばしばですが、よくよく考えると指摘は当っていると思うことも多く、慌てて結論を出さなくて良かったと思ったり。
やっぱりもっと勉強しなければ! この場は私小説・未来形の舞台!不幸な決着では詰りませんし、「未来のことは分らない」と無頓着に済ませてもいられません。それで私は主人公が満足できる未来へ帰着する物語を企画しております。不可能でしょうか?
他人の未来は...あなたにも分らないでしょう! 分るのは自分自身の未来のみ! ご存知でしょうけど、不幸の未来に今すぐ帰着できるなら、それと同じ理屈で幸福の未来へも直ちに帰着できていい筈ですね。ハラハラする場面も愉しみたいなあ!
この小説のネタには私自身の勘ちがいの経験とか、痛い目をみた記憶とか、アレヤコレヤを使えそうです。なによりコレまでお世話になった方々へのお礼の場に使えるから好いかな...そんな計算を当然ながら私なりにしております。
(ご注意)
なお間違いが起きないよう、私が設定する登場人物は架空の存在で覆面になっており。これは「二次小説」でもないのかな。
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ここへ参加してみよう・遊んでみよう・困らせてやろう・・・動機は何でも「一丁噛んでやろう」とお思いになられたらお気軽にお申しつけください。滅多なことでは拒絶しません。(文責・阿龍門 稜)