セリフ詳細

「本物の熱意、つまり、実は忘却を求めているたぐいではない熱意は、人間の持って生まれた資質の一部である」
「文明社会に見られる熱意の喪失は、大部分、私たちの生き方にとって欠かすことのできない自由を制限されていることによる」
「子供のころには、学校で自由を束縛され、おとなになってからは、勤務時間中ずっと自由を束縛される。こういう次第で、熱意を保つことがいよいよ困難になる」

・文明社会において、労働は衝動により行われるものではない(「腹が減ったから狩る」ではなく「さっき朝飯を食って腹いっぱいだけど、働かないと月末にお金がもらえなくて腹が減るだろうから出社する」)。

「こうした熱意への障害を乗り越えるためには、人は、健康とありあまるほどのエネルギーが必要である」

・また出たよ、健康!

作品タイトル:『ラッセル幸福論』を読む

エピソード名:11章「熱意」

作者名:架神恭介  cagami

45|社会・思想|完結|8話|16,492文字

ラッセル, 幸福論, 資料

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著述の準備段階として『ラッセル幸福論』を読む必要が生じたので、読んだ端からメモ代わりに残していきます。

この本を読む目的はラッセルが幸福をどのように定義・分類していたかを確認することです。この本の読了後、トークメーカー上にて幸福とゲームをテーマとした原稿(某社にて今冬出版予定)を執筆します。

どのように勉強して、どのように実用書を執筆するかの具体例として眺めてくれても良いし、私のメモに対して所感を自由に書き込んでくれたりしても構わない。

※間違えて通常作品で作ってたのでコラボ作品として作り直します。