セリフ詳細
まず、1628年、国王は議会からね、「承諾なければ課税なし」という要求を盛り込んだ「権利の請願」を突き付けられてしまう。
ところが、そうはいっても増税(財源確保)したい国王は、「船舶税」を導入しようとする。
でね、それを議会じゃなしに、拒否されるのが自明だからね、裁判所の方へ持ち込んだんだ。
すると、見事この作戦が功を奏し、「国王は国の危急にさいしては国王の判断で税を徴収できる」との裁決が下りた。要するに国王が勝訴した。
しかしだ、当たり前だが議会は黙っていない。黙ってるわけがない。
とうとう、いよいよ、国王VS議会という仮借なきバトルが展開。
それが、ピューリタン革命だ。
最終的には、国王サイドが負けるんだね。国王は処刑されちまった
作品タイトル:「市民社会」と「公共性」あるいは「国家」とは何か?
エピソード名:9 ホッブズ(VS)新自由主義
作者名:千夜一夜読書人 nomadologie
★51|社会・思想|連載中|25話|58,896文字
市民社会, 公共性, 社会哲学, 哲学, 思想, 社会学, 政治, 民主主義, 国家
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「市民社会」と「公共性」、及び「国家」について学説を整理しながら考えていきます。