セリフ詳細

 そもそも、誰かに助けを求めるという行為は無防備かつ危険であり、時に屈辱的だ。


冒頭に述べた、死にたいくらいつらい現在(いま)を生き延びるために、自傷や過量服薬を行っている子どものことを考えてみるとよい。

一見、彼らはカッターナイフや処方薬・市販薬に単に依存しているようにみえるかもしれないが、実はそうではない。


問題の本質は、カッターナイフや化学物質という「物」にのみ依存し、「人」に依存できないこと、より正確に言えば、安心して「人」に依存できないことにあるのだ。

作品タイトル:ホラーSFコメディ?反ワクチン派の生き残った世界

エピソード名:第104話 『助けてが言えない』編者 松本俊彦先生の文章

作者名:佐久田 和季  202004

789|その他|連載中|155話|171,851文字

陰謀論, 新型コロナウイルス, ワクチン, デマ

301,610 views

反ワクチン派界隈を観測しています。反ワクチン派からのクレームは受付しません。
真面目なウサギ、もの知りな悪魔の兄ちゃん、資金源(徳川の埋蔵金)を持つ海坊主の海ちゃんでお届けしております。
2022年8月、再起動しました。(作者は黒猫として参加しています)