セリフ詳細

金子みすゞおそった




順風満帆(まんぱん)な船旅は一般的に好都合とされるけど、

自然の風も(よろこ)ばれたり歓ばれなかったりしてる。


逆風もあれば無風もあり、あるいは暴風もあり、

それらに救われてきた歴史が人間の過去にある。




みすゞを襲った(ひど)い風を彼女は(うら)んだだろうか、

こう(とら)えなければ世界の恩恵(おんけい)に気づけないかも。


詩「お魚」でみすゞは責任を引受けたんだよね?

誰かを恨んで済ませることでなくて‥祈りかも。




みすゞを襲った風は(すさ)まじくて苦しかったんだ、

最後は自らの命を()ったようで、それが心残り。


自由の荒野であるべきなのに命を絶ったみすゞ、

こんな痛ましい事件は繰り返されてなるまいね。




金子みすゞは他人ごとでない…そうでないかな、

みすゞを苦しめる風を真虫は放っておけないよ!


お魚の(うた)は、みすゞの事件は…真虫の自分ごと

手遅れにならないうちに、後悔しないために…!




金子みすゞの詩はテリトリーで読むだけでなく、

自由の荒野で、五体で読むから意味があるんだ!



こんなふうに思ってる。あなたはどうだろうか‥





#腐貴  #配剤・采配  #共生浪漫 #NHK朝ドラ


作品タイトル:ちょっと待って| 架空

エピソード名:1)権威志向

作者名:阿龍門 稜  fudoki

2|社会・思想|完結|38話|77,523文字

正論・正義, 罪~罰, シリアス, 哲学~証言, 仏法~カリスマ, 社会常識, ノンフィクション, 現代群像劇, ファンタジー, 目覚め

29,120 views

多くの方に援(たす)けられて今の阿龍門 稜がある。それが身近なお人だと日常的にお礼を言えるが不特定多数だとお礼を言わないままになっているケースが殆んど。それでどうしたら良いか...そんなことを思いながら是の場に至った次第です。

教えてくださるお人の心は分らなくても、好いことを教わったと思うことはじつに多い私。逆に「それは違うのじゃない?」と思うこともしばしばですが、よくよく考えると指摘は当っていると思うことも多く、慌てて結論を出さなくて良かったと思ったり。

やっぱりもっと勉強しなければ! この場は私小説・未来形の舞台!不幸な決着では詰りませんし、「未来のことは分らない」と無頓着に済ませてもいられません。それで私は主人公が満足できる未来へ帰着する物語を企画しております。不可能でしょうか?

他人の未来は...あなたにも分らないでしょう! 分るのは自分自身の未来のみ! ご存知でしょうけど、不幸の未来に今すぐ帰着できるなら、それと同じ理屈で幸福の未来へも直ちに帰着できていい筈ですね。ハラハラする場面も愉しみたいなあ!

この小説のネタには私自身の勘ちがいの経験とか、痛い目をみた記憶とか、アレヤコレヤを使えそうです。なによりコレまでお世話になった方々へのお礼の場に使えるから好いかな...そんな計算を当然ながら私なりにしております。

(ご注意)
なお間違いが起きないよう、私が設定する登場人物は架空の存在で覆面になっており。これは「二次小説」でもないのかな。

♦♦♦
ここへ参加してみよう・遊んでみよう・困らせてやろう・・・動機は何でも「一丁噛んでやろう」とお思いになられたらお気軽にお申しつけください。滅多なことでは拒絶しません。(文責・阿龍門 稜)