セリフ詳細

松平治郷こと、松平不昧公は大のそば好きでな。

当時、高貴な人は下賤なそばは食わないと言われとったんじゃが、

たびたびお忍びで城下に行っては、そばを食うておったんじゃそうな。

で、同時に全国的にも有名な茶人でもあった不昧公は

茶懐石としてそばをたびたび供したんじゃと。

これがきっかけとなって、上流階級でも食われるようになったということなんじゃ。

作品タイトル:【乱入自由】今岡英二の「食べ歩き万歳!」

エピソード名:175話② 島根・松江の人気一位「神代そば」

作者名:今岡英二  eijivocal23

2893|その他|連載中|717話|764,686文字

食レポ, 食通, グルメ, 食べ歩き, コント, 乱入, 美食

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食通としても知られた、文豪・池波正太郎先生はその著書の中で「男の人生というものは、毎日確実に死に向かって歩むことだ。なればこそ今日という一日が大切。今日が最期の覚悟で、日々の酒を飲み、飯を食え」といわれています。
一方で、洒脱にも「てんぷら屋に行くときは腹をすかして行って、親の敵にでもあったように揚げるそばからかぶりつくようにして食べなきゃ」とも。

かくの如き、名言を残せるかはさておき、わしも食レポなるものを徒然なるままにしてみんと欲す。


というわけで、どなたでも「乱入自由」、天衣無縫の食レポが、いまここに──開演!

※表紙画像は漫画家の慧亮来さん(https://twitter.com/Kei_AkiraHazime)に描いていただきました!