セリフ詳細

<civil society>という言葉は、16世紀末から18世紀にかけてイギリスで使われた後、その意味を他の言葉に取って代わられて、長い間死語となっていた。それが社会科学における基本概念の一つとして英語圏で再び広く使われるようになったのは、それほど古いことではない。そのきっかけは、1989年の東欧革命によって東欧諸国の「社会主義」政権が連鎖的に崩壊したことであった。[P12]

作品タイトル:「市民社会」と「公共性」あるいは「国家」とは何か?

エピソード名:1 東欧革命と市民社会

作者名:千夜一夜読書人  nomadologie

51|社会・思想|連載中|25話|58,896文字

市民社会, 公共性, 社会哲学, 哲学, 思想, 社会学, 政治, 民主主義, 国家

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「市民社会」と「公共性」、及び「国家」について学説を整理しながら考えていきます。