セリフ詳細

投降を促す言葉はない。
この花唇は喉元で封じられているから。

すたすたと、僕は距離を取る。
段々と大きくなっていく電子レンジを睨む。
世界最大の電子レンジはロシア・イルクーツクにあるスネグラーチカ8号だと言う。
マイクロ波発電所であるそれ全長二五〇〇メートルを優に超えるのだから。

自重で、質量で押しつぶすつもりだろう。
電子レンジは開いたままでは起動できない。その発想は悪くない。
だけど、想像力が及んでいない。

作品タイトル:【4/28】ダンゲロスSS(13) 扶桑vs翻訳者

エピソード名:翻訳者

作者名:ぺんさん  Pen_san

7|現代アクション|連載中|4話|9,461文字

扶桑, 翻訳者, ダンゲロス, SS, イベント, 対決, リアルタイム執筆

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対戦型リアルタイム執筆イベント、ダンゲロスSSの会場です。

<ダンゲロスとは?>
「妄想を他人に強要する」能力を持った魔人たちが存在する世界。
手からビームが出る妄想をしてると手からビームが出るようになる。
大体、中学二年生くらいに魔人になるぞ。
ダンゲロスワールドは漫画・小説・ゲームなどで多方面に展開中!


<競技者>


・扶桑
4コマ漫画、映画、TRPGを好む男。
TRPGはCoCとSW2.0をメインに遊び、殆どGMを担当している。

・翻訳者
心を物語に翻訳することを人生の目的とする者。
ダンゲロスは創作の柱のひとつであり、日々を感謝と共に生きたいと思っている。
ダンゲロスSSでの勝率は思わしくないが、いずれ名だたる強豪たちと名勝負を繰り広げられれば――!

<スケジュール>

22:00~22:30 挨拶や簡単なルール説明、互いのキャラクター紹介など
22:30~23:30 執筆開始
23:30~24:00 感想戦


<ルール>

・22時の段階で、競技者二人がお互いに考えてきたキャラクターを発表します。
・22時半から1時間で、二人がそれぞれ「自分のキャラが相手のキャラに勝つショートストーリー(SS)」を大急ぎで執筆します。
・観客の皆さんは「登場人物」や「好きなセリフ」に☆を入れて下さい。
・最終的に「☆の多かった登場人物を作ったプレイヤー」「☆の一番多かったセリフを書いたプレイヤー」で勝敗が決まります。(キャラ投票・セリフ投票・コラボ作品への書き込みには会員登録が必要なので、お手数ですが観客の皆様は登録お願いします)


<補足>

・今回発表された2キャラクターは競技者両名、それぞれ自分の作品の中で使用する権利を得ます。
・今回執筆された両者のショートストーリーの出版権は(いちおう)架神恭介のものとします。(この辺は今後いろいろ考えていきますが、とりあえず今回は便宜的にそうしておきます)