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そう、まさに侍らせている。
エジプトの壁画に描かれているような背筋の伸びた黒猫で、きっとそいつも由緒正しい血統書がついた高い猫なんだろうけど、鈍い色に光る目がさ、不気味なんだよ。
光の加減なのか片方の目だけが金色っぽい赤に見えて。
作品タイトル:今宵、ホテルのバーで謎解きを 『最強のセキュリティー』編
エピソード名:2.金庫破り
作者名:若奈ちさ wakana-s
★9|ミステリー|完結|2話|3,674文字
【名探偵】, 安楽椅子探偵
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退屈しのぎに一杯いかが? 野暮なことは申しません。嘘に付き合うのもわたくしの仕事。 もちろん、秘密は秘密のままで。 謎は――謎のまま放ってはおけない性分です。