セリフ詳細

中学生のころ、ある日、牛乳パックが切り開かれないで黒板の前に放置されていた

それを見た先生が激怒して、クラスの生徒全員を怒鳴って、切り開かないのは誰だと大声で迫ってきた

当然、切り開かなかった生徒は現れない

次第に犯人捜しの動きが教室全体に広がっていき、教室は疑心暗鬼の中で、卒業までずっと不穏な空気が流れていた

正義のために先生は怒鳴ったのだろうが、100パーセントの善を強いるために犠牲にしたものが大きすぎる

皆も自分が正義の側に立ったとしても、多くの不幸を生み出すことを忘れないようにな


楽しい教室は牛乳パック一つで崩壊してしまう

そんなクラス、どのみち崩壊するよ

作品タイトル:毎日読むゆいむこ名言集

エピソード名:偽りの絶望に屈しない目黒の名言

作者名:秋照  akiteru

7|その他|完結|4話|24,170文字

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いつもご愛読ありがとうございます
誠に勝手ながら毎日読むゆいむこ名言集は運営の設けた規約に違反する可能性があると判断したため、完結とさせていただきます
思ったよりも多くの反響をいただいており、筆者としても驚きを隠せておりません

現在、よりパワーアップしたキャラクターたちの討論や弁護、対話などを行うトークノベルを企画中です