夕映えの曠野に死す

作者 寺 円周

[歴史]

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関東大震災後のドサクサのさ中、当時人気のアナキスト大杉栄、そして伊藤野枝と一人の少年を含め3人が憲兵隊に殺された。その犯行を認めたのが憲兵甘粕正彦大尉だ。甘粕は、罪に問われ、3年の刑に服したが、後に満州に忽然と現れる。当時の満州は日本の生命線とも目され、帝国陸軍による支配が進んでいた。その地で活躍の場を与えられた甘粕は、いつしか軍部の信頼を得て、満洲映画協会の理事長に登用される。そんな甘粕の内面を探りに、亡霊となった大杉栄と伊藤野枝、そして少年が訪ねていく。

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