アルキビアデスはかく語りき

作者 日高慶 

コミューンと呼ばれる地下都市の入口に築かれた見張り台。
そこで、いつものようにアルキビアデスは荒廃した地上の世界を眺めていた。
文明社会の遺物を見つけてははしゃぎ。
自由の意味について考えてみる。
そして、地上で働く同胞の姿を見つけてコミューン社会の現実にため息を漏らす。
ぼやきながらもアルキビアデスはひとり饒舌にしゃべりだす。

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