世界の終わりと

作者 慶野

朝テレビのスイッチを入れると、ニュースキャスターが「おはようございます。世界の終わりまであと七日になりました」と言う。あと七日間で世界が終わる。だけどあたしたちは特にいつもと変わらない毎日を過ごす。朝起きて、ごはんを食べて、勉強して、寝て。そして、朝テレビのスイッチを入れると、ニュースキャスターが「おはようございます。世界の終わりまであと0日になりました」と言った。とうとうやってきた世界の終わり。先生にあたしは挨拶する。

※pixivさんの「日本SF作家クラブの小さな小説コンテスト」に応募したお話です。
書き出し指定となっております。

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