限りある時を

作者 Anthony

[ファンタジー]

7

651

2件のファンレター

【課題文学賞その十】参加作品

ファンレター

「その日」のこと

自分で幕を引きたい欲求と、それを拒む生き物として有する理屈抜きの本能との葛藤を思い出しました。 ボクと彼女の「その日」を決める淡々とした会話。重い話なはずなのに、どこか乾いた小気味よささえ感じられます。 葛藤のとき、こんな悟りを得ていたら苦しくなかったかもしれないなどと思ったりして。 でも、最後の一文で、そんなことではないのだと気付かされます。 自分の状況で「その日」を決めるカードを欲することは理想か冒涜か。 いろいろ考えさせられた作品でした。

返信(1)

2作品目!

ある意味憧れの具現化、と思って読ませていただきました。 同様の体験したことがあるので、驚きました。 神が許すなら、自分の命の終了の選択をしたいものです…

返信(1)