夜の図書館 2F

作者 天村崇

[社会・思想]

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お祓いの意味を込めて......

これは人でもある。人の内にて宿るもの。
神仏に縋る前に、人、自らが、先に、率先して、為すべきことがある。
それがなき限りは、助けが来るはずが、来るはずが、あるもんかい!。

*童子もある意味、ジニーとしてのものなんだ…。
 感傷をもってして、ことの終焉へと、その深淵へと連れ去っ…。
*怒り、恨み、悔恨、愛惜、憎悪、糾弾…。彼女の世界にはなんの希望も生もない!。
*センチメンタリステリニアン・エレジスティック・ドュ〜ムドとでも名付けようか?。
*まだ幼く、またつたなき限りの、そのままの、良心が、かって住処とした、してた、
 選んでた、若き日に萌えいづるままのその自己観念の内にてでしか、
 自己を覚えられてなかった、識り得なかった、そんな者達。
 そんな彼らが現実の前に、ただいたずらに撃墜されての、しまっての、
 その後の観念喪失としての状態、これによってなるそのあくまでも空虚なる
 それにてでしかあれない、はっきり言って挫折としか総括できない、できなかった
 ことの事態を内面化しての、その独善的にして身勝手なばかりの個人世界…。
*???!!!!…?。

アタリマエのことなんだけども、すべては、彼の一人芝居。
了も明も美樹ちゃんもすべて、彼自身なんだ。
この一人芝居において、彼は絶対にやってはいけないことをやった。
美樹ちゃんを殺したことを言っている。
何故だ?!
現実たるものがとにかく面白くなかったから、
気にいらなかった、つまらなかった、むなしきもののその限りだったから。
そんで、真紅の色をもってして、その現実を切り割きたくなってしまっていたのだ。
そのビジョンをもってして味わうその生の実感を、切望してしまってた……。
文字通りに彼は悪魔に命を売ってたのだ。
それも、なんの躊躇も、ためらいもなく!。
喜び勇んで!

このジニーが曲者。
欺瞞の一切を、呵責の一切を、感じないで済む、
分からないように、してくれている…。

了と明との間における、その愛は、自己愛としてのものになる。
自身の命を、我が生存を、その存命なることを、愛しんでのものでしかない...。

マリア様がお可愛そうなのでしばらく絵を換えます。
せめて目ぇ〜ぐらいは保養させてあげないとねっ!
とか言って、実は釣り針です。

あと二回ぐらいかな…?。
次回はおもくそアクセル効かす。
悪辣なる語りになりそう...。

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