フェアリィ・グラビティ

作者 クメキチ

妖精を探してた。スペースシップの中で。

ファンレター

かすかな電子臭がする還元酸素に満ちた場所。

作中に出てくるこの文章にグッときた。本当の意味で帰る場所が無い生物の寂しさと、生まれ育った場所から危うく…な展開が、新たな住みかを求めて漂う状態とリンクして、心細さがしみわたるようだった。不安だけど…が、すごく良かった。 電子臭は知らないけれど、知っている気になって幻臭が鼻腔にたまるようだった。 ただし私の頭では冷凍庫の幻臭が鼻腔にたまってしまった。本当の電子臭、たぶん冷凍庫の臭いじゃない。嗅ぎたい、電子臭。

返信(1)