Fランク異能力者だった俺が異世界でSSSランク認定された
異能力者の学園に通う俺はある日、クラスごと異世界へと召喚された。
皆が優れた勇者として称賛される一方で、俺だけが役立たずの烙印を押されてしまう。
なぜなら俺の異能力は"数字を入れ替える"という意味不明なものだったからだ。
おまけにステータスは最弱、勇者のスキルも鑑定眼のみという無能ぶりを発揮する。
城を追い出されて途方に暮れる俺だったが、他のステータスから奪った数値を自分のステータスと入れ替えられることに気付く。
一瞬にして数倍に跳ね上がる身体能力。
俺は自分の異能力の真価を知る。
「……ひょっとして、この世界なら最強になれるんじゃないか?」
斯くしてFランク異能力者だった俺は、理想の"高い数値"を求めて異世界の地を歩んでいく――。
※小説家になろう様にも投稿しております。
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