黒髪の鬼

作者 明日乱

[その他]

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満月の夜に鬼が出ると噂の山がある。

今夜も綺麗な満月が夜空に浮かぶ。
山に差し掛かった男は自ら鬼に歩み寄る。
なぜなら「鬼が奏でる笛の音が綺麗だったから――」

鬼と人が出会い、旅をする。
それぞれが欲望のままに。
それは誰かにとっては善であり、誰かにとっては悪である。
どちらが正かは貴方が感じるままに。

人と鬼が旅をすれば、善と悪とが入り交じる。

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