鬼病

作者 氷川省吾

[ミステリー]

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「鬼の頭蓋骨があるので鑑定してほしい」。依頼を受けた自然人類学助教授の篠田は、院生の花本と共に東北の山奥にある屋敷へと赴いた。そこには八瀬という美しい女性が1人で住んでおり、彼女の出してきた「鬼の頭蓋骨」は本物と見まがうばかりの精巧な物だった。
詳細な研究のために頭蓋骨を引き取った篠田だったが……。

誰もが知る怪物たちが、人外ではなく我々自身の中に潜む「病気」であったら……という想像の下に書いた「異病」シリーズの1作目です。

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