雪の上に昭和のあだ花が散る

作者 寺 円周

[歴史]

2

352

0件のファンレター

雪の日の忠臣蔵、雪の日の二・二六事件、何故か、雪は時の流れをいったん白紙に戻そうとする役割があるのだろうか。とはいえ、いずれの事件も、ただあだ花が散っただけといった虚しさが、日本人の心に響く。
ここでは、二・二六事件をとりあげた。昭和初期、陸軍の若手将校たちは、無謀なテロに走った。そして彼らの改革思想を支えたとされる北一輝も彼らとともに処刑されている。彼らの無謀な行動の根底には一体何があったのか、八咫烏が彼らを俯瞰する。

ファンレター

ファンレターはありません