英雄の末裔たち ――封印を守護する三帝室・ヴァイスハイト帝国篇――

[ファンタジー]

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封印を守護する帝室の物語その1は、魔人との因縁の始まり。

神聖不可侵である三帝国がひとつ、ヴァイスハイト帝国。

皇帝ゲオルグが崩御し、皇太子クレメンスが至尊の冠を頭上に頂こうと国内が騒がしくなっている頃。

隣国のプラテリーア公国は混乱に乗じて、国境の一部を我が物にしようと画策していた。全ては愛娘イザベラに大公位を譲位するために。

しかしイザベラ本人は弟である嫡男ロベルトが次期大公と公言して憚らない。

姫将軍と称されるイザベラを皇后に迎えプラテリーア公国を支配下に置こうとクレメンスは考えるが、それが内乱の火種となろうとは、彼は思っていなかった。

封印を守護する三帝室と長きに渡り対峙する魔人が、誕生するきっかけとなる話。

国と時代、主人公を変えて共通の敵と対峙する三帝室の物語第一弾。

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