百夜(赤嶺の海岸 前日譚)

作者 海崎 玲

[現代ドラマ・社会派]

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20XX年、静岡県。晴天が似合うその地に絶望する一人の男がいた。
度重なる政治不信が招いた左派政権。不可避の希望を賭けた先は、窄めた光を誘う現実をもたらした。連立政権による情報統制、個人情報保護法廃止、国営企業法の施行。
野党・国民自由党の若手議員、中場碧は出身地静岡県で反政府デモを組み、政権への対抗を始めた。徐々に参加者は増えていくが、その彼の前に総務省政務官を名乗る男、香川瑛士が現れてー。

もし日本から都道府県が独立したら。静岡独立戦争を描く、「赤嶺の海岸」の前日譚。
※この作品はフィクションであり、登場する人物名、知名、団体名及びそれらの人物、地域、団体とは一切関係ありません。

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