マンガ投稿 | イラスト投稿 | 小説投稿 | TREE
新規登録はこちら
[その他]
2
1,586
0件のファンレター
1話目から読む
ファンレターを書く
作品お気に入り
閑散とした電車に乗り、帰路に着く男。平素であれば、男の他に乗客がいない路線であったが、その日は違った。頬のこけた美しい青年が、微笑みを携えて席に腰をかけていたのである。 彼の微笑みの底にあるものを知りたくなった男は、声をかける。青年は、事故で恋人を亡くしてしまったこと、墓参りで「良いこと」が起こったことを話し出した。
ファンレターはありません