人々を厄災から護る神様の僕と、見るもの全てに幸運をもたらす幸せの黄色い鳥の君。本来なら出会うことのなかった僕らが、とあることをきっかけに「人間」となり二人暮らしを始めた。

これを不幸の始まりと恐れて独りで不安がる僕、好機と捉え家族の温かみをたっぷり注いでくれる君。僕らにはたくさんの違いがあって、不思議と共通点もあった。君はたくさんの笑顔をくれて、手を繋ぐことの幸せも教えてくれたね。

ありがとう。さよならは避けられないけれど、僕らはずっと、一緒だよ。