死神の厚意(改)
2000字文学賞応募バージョンに加えて、2000字超のオリジナルバージョンを併せて公開しました。
2021/01/05 NOVEL DAYS × tree 2000字文学賞「転生小説」にて「佳作」に選んで頂きました。
人間のクズを自認する俺は、多くの人間を死に追いやって死神のノルマを助けた。その功績を買われ、死神から思いがけない恩恵を受けることになった。
「おまえはもうすぐ死ぬ」と予言された数日後、目蓋ひとつ動かせなくなって病院のベッドに横たわる俺のところに、死神は再び現れた。俺が欲しいもの全てを持っているあいつに転生させてやるという約束を果たすためにーー
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