物理学者ウォルフガング・パウリの哀と悲しみ

作者 ろっべ

[科学]

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ウォルフガング・パウリは、1900年オーストリア生まれのスイスの物理学者です。
理論物理学では「パウリの排他原理」や、ニュートリノのβ崩壊などの業績が有名ですが、パウリがそこにいると、物理の実験装置が壊れるという「パウリ効果」や、かなり厳しい批判で有名で、晩年そのためにハイゼンベルクはパウリの葬式にも来ませんでした。
母親が自殺するなど、人生で苦しみを負ったので、カール・ユングの精神分析の患者になりましたが、後に物理学と心理学/哲学の共同研究をしました。
パウリの立派な業績は伝えて、面白い人柄も書いてみたいと思います。
参考文献:
『現代物理学の父ニールス・ボーア』西尾成子(にしお・しげこ)著
中公新書1135 1993年6月25日発行
『137 物理学者パウリの錬金術・数秘術・ユング心理学をめぐる生涯』
アーサー・I・ミラー 阪本芳久[訳]草思社
2010年12月28日 第1刷発行
『完本 トムキンスの冒険』
ジョージ・ガモフ著 伏見康治他 訳 白揚社
1990年6月15日 第一版第二刷発行
『物理学と哲学に関する随筆集』
ウォルフガング・パウリ
C.P.エンズ/K.v.メイン 編
(R.シュラップ 英訳)
並木美喜雄 監修 岡野啓介 訳
シュプリンガー・フェアラーク東京
発行 2003年2月28日 初版3冊
『パウリ=ユング往復書簡集 1932-1958』
2018年8月7日 初版第1刷発行
監修者 湯浅泰雄他、訳者 太田恵他
ビイング・ネット・プレス発行
『ユング
その生涯と心理学』
A.スティーヴンス
佐山董子 訳
新曜社
初版第1刷発行 1993年4月10日

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