白夜、あるいは夢遊病
※女性化創作です
十九世紀、イギリスの詩人・バイロン卿の主治医であるポリドリは、彼のもとで性別を偽って働いていた。彼女は社交界で浮き名を流す彼の、怒りとも悲しみともつかぬ冷たい瞳に惹かれた。バイロンにとってポリドリは意識の外の存在であったが、ある日、彼は彼女の秘密を知る。
9000字程度。
史実では両者とも同性愛者かもしれない人物ですが、他意はありません。
【参考文献】
細川美苗「ジョン・ポリドリの『ヴァンパイア』: 出版の背景と英語圏における吸血鬼小説への影響」 言語文化研究 2018年
ほか
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