透明人間、現れて

作者 西荻麦

[その他]

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明るい友人と喫茶店で会い、何気ない会話を楽しむはずだった。
友人と僕。
だけど、注文した飲み物は三つ。

友人は彼女ができた報告をうれしそうにする。
「どんな子」と僕が問えば、本人の前では言えないと友人は笑う。
空席を愛おしそうに見つめる友人。

なにかがおかしい。
誰がおかしい?
日常のちょっとしたズレが一番恐ろしいのかもしれない短編小説。

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